日本酒の飲み比べセットで好みのお酒を探そう!飲む順番のおすすめは?

普段飲みなれている日本酒でも、種類や口にする順番を変えると味わいや雰囲気はだいぶ違ってきます。
日本酒を飲み比べる際は、どのような順番で試せばよいのでしょうか。
この記事では、より深くおいしく飲み比べを楽しむための方法と、おすすめの日本酒飲み比べセットをご紹介します。

日本酒はどの順番で飲めばよい?

飲み比べ用として数種類の日本酒があるとき、飲む順番を決めるには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。

味わいや香りで飲む順番を決める

食べ物と同じように、日本酒も味わいの軽いものから重厚なものへと飲み進めていくとよいでしょう。
酸味がありさっぱりした味わいの辛口を先に、濃厚で旨味の強い甘口を後にもってくると、味の違いをしっかり感じられます。
香りで決めるときは、シンプルなものから甘く果物のようなものへと進んでいくと、味の変化が楽しめるのでおすすめです。

好きな日本酒から飲む

ラインナップに自分の好きな銘柄や気になっている日本酒があるなら、先に飲んでおくのも1つの方法です。
お酒の飲み比べでは、後になるほど酔いが回り、どうしても味がわかりにくくなってしまいます。
お酒に弱い人なら、せっかく用意した銘柄を最後まで飲めないかもしれません。
強い人でもたくさん飲んでいけば、日本酒の繊細な味の違いを把握できなくなり、ただ量をこなすだけになってしまいます。

飲み比べの順番に絶対的なルールはありません。
自分好みのお酒を探すのだという気持ちで、楽しく飲み比べをすることが大切です。

日本酒をより深く楽しめる!おすすめの飲み比べ方

日本酒の飲み比べをするときには、順番のほかにどのようなポイントがあるのでしょうか。
次の3つの点を頭に入れておくと、楽しみがよりアップするのでぜひチェックしてみてください。

日本酒の飲み比べ方① 特定名称別

日本酒は製法や香味による要件ごとに「吟醸」「本醸造」「純米」といった種類に分けられており、この名称を「特定名称」といいます。
名称ごとに香りや飲み口の特徴があるので、飲み比べの順番を決めるときに名称を参考にすれば、ある程度味わいの予想ができます。

「吟醸酒」は、原料のお米を60%以下に磨いた吟醸造りという製法で造られ、すっきりとした飲み口とフルーティーで華やいだ香りが特徴です。

「本醸造酒」は精米歩合70%以下の米などで造られ、口当たりや芳香が穏やかなものが多いです。

「純米酒」は、吟醸や本醸造のように醸造アルコールが加えられていない、お米と水だけで造られたお酒です。
そのため、お米本来のふくよかな香りと濃厚な味わいを強く感じられます。

飲み比べの際は吟醸酒・本醸造酒を初めの方に、純米酒を後の方にもっていくことをおすすめします。

日本酒の飲み比べ方② 都道府県別

日本酒の味は、産地によっても大まかに予想することが可能です。
基本的に、東北など北の寒い地方の日本酒はキリッと辛口で、南の暖かい地域になるにつれて、フルーティーで味わいの豊かな銘柄が多くなります。
つまり北から南へ飲み進めれば、淡麗から濃厚へ飲み進めるという、日本酒を飲む順番の法則に当てはまるということです。

これには例外もしばしばありますが、例外に当たったときは、ちょっとしたサプライズとして喜んでしまうくらいの気持ちで、飲み比べを楽しむとよいでしょう。

日本酒の飲み比べ方③ 温度別

用意した日本酒の銘柄数が少なかったり、1種類しかなかったりしたとしても、お酒の味の違いを比べられる方法があります。
それは、お酒の温度を変えるというものです。

日本酒の飲み方には、大きく分けて「冷や」と「燗」があります。
飲食店で「冷や」というと冷蔵庫で冷やされたお酒が出てきますが、本来「冷や」はお燗をしていない常温のお酒を意味します。
キンキンに冷えた冷酒は、「雪冷え」や「花冷え」というのが正式な呼び方です。

日本酒は温度が高くなるにつれて、香りや味わいがより引き立ちます。
温度別に飲み比べるなら、冷酒→常温→熱燗の順で飲み進めていくのがおすすめです。

家飲み・ギフトにおすすめ!美少年の日本酒飲み比べセット

呑み比べセット¥2,190

最後に、自宅で気軽に飲み比べが楽しめる日本酒セットを紹介しましょう。
熊本県を代表する酒蔵 美少年の「呑み比べセット」は、「清夜(純米酒)」「菊池(純米吟醸)」「 劍門(純米吟醸)」の3種類をセットにしたお得な商品です。
それぞれ飲み切りやすい300mlのミニサイズで、自分用だけでなく父の日やお中元などのギフトにもぴったりです。
価格も手ごろで、無料の熨斗(のし)を付けてのお届けサービスも行っています。

このほか酒蔵 美少年では、酒蔵の選んだ人気銘柄やギフトセット・家呑みセットなども充実しています。
すっきりした辛口から、九州らしいフルーティーな純米吟醸まで味や香りの幅も広く、女性にも飲みやすい人気の日本酒セットなども数多く取り揃えています。

まとめ

日本酒の飲み比べでは、ライトなものから濃厚なもの、辛口から甘口、吟醸や本醸造系から純米系、産地は北から南へという順序で飲み進めるのがセオリーです。
また一度口にしたお酒でも、お燗をすると違った味わいや香りが楽しめます。
もちろん、お酒の飲み方に絶対の決まりはないので、いろいろ試して自分だけのオリジナルルールを確立してみてください。
まずは、今回紹介した飲み比べセットなどを活用するのもよいでしょう。