旨味と栄養分たっぷり!酒粕の美容・健康効果とは

旨味と栄養分たっぷり!酒粕の美容・健康効果とは

近年では店頭でも発酵食品として置かれるようになり、話題にのぼることも増えてきた酒粕。
栄養価の高い優れた食品で、美容や体質改善、ダイエットに役立つと聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、酒粕の栄養や効能、おいしい食べ方について解説します。

酒粕とは

日本酒の画像

酒粕は、日本酒を作る時にできる副産物で、発酵食品の一つです。
原料の蒸米に酒母、麹、仕込み水を入れて糖化と発酵でもろみを作り、圧力をかけて絞ると日本酒ができます。
そこに残った白色の固形物が、酒粕です。

酒粕には豊富な栄養素が含まれるうえ、天然のものなので安心感があります。
お肌に塗ってパックをするなど、美容法としての使い方もあることが特徴です。
なかには、アンチエイジング効果を期待して、酒粕を摂取する方もいます。

酒粕の栄養素・期待できる美容・健康効果

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酒粕には、米が発酵されてできた栄養素が600種類も含まれているといわれています。
その中には美肌や成人病予防、体質改善に対して効果があることが知られている成分もあります。

酒粕の美肌効果

酒粕が美肌にいいとされるのはなぜでしょうか?
理由として、以下のような点を挙げることができます。

・美白やくすみ改善
肌のくすみの原因は、しみやそばかすの元になるメラニンの生成と沈着です。
酒粕に含まれるアルブミンや遊離リノール酸は、メラニンの生成を抑制する効果があるといわれています。

・肌荒れの予防
酒粕に含まれているコウジ酸には、抗酸化作用があり、肌荒れのもとになるニキビの生成を抑制するといわれています。
そのため、酒粕を利用することで、きれいな肌に整えるのを助けてくれるでしょう。

・肌の老化抑制
高級美容液にも使われているフェルラ酸が、酒粕にも含まれています。
抗酸化作用により、細胞の老化を遅らせる効果が期待できます。

・保湿効果
近年、酒粕や日本酒に含まれるα-EGには、肌の真皮層のコラーゲン量を増やす働きがあるという研究が話題になりました。

酒粕の健康効果

酒粕の中には健康効果が期待できる栄養素も多く含まれています。
ただし、以下に挙げるのはあくまで期待できる効果です。
必ず症状が治ったり健康になったりすることを保証するものではありませんので、ご了承ください。

・整腸や便秘解消
酒粕には、不溶性食物繊維が100gあたり約5.2g含まれています。
不溶性食物繊維は、ぜん動運動を促し、便が出やすくなる働きがあることで知られています。
また、腸内菌を増やす作用や整腸作用があるオリゴ糖も含まれているので、腸の健康に役立てることができるでしょう。

・エネルギーの代謝
酒粕には、脂質やたんぱく質の代謝やアミノ酸の再合成に不可欠なビタミンB群が豊富に含まれています。
ダイエットを考えている方は、汁物に酒粕を取り入れて野菜や肉と一緒に摂ると、脂質やたんぱく質をエネルギーとして活用する助けになるでしょう。
ビタミンB群は水溶性なので、溜め込んでおくことはできません。
いつもの食事に、こまめに取り入れましょう。

・悪玉コレステロールの低下
酒粕や日本酒に含まれている「レジスタンスプロテイン」は、食物繊維と同じような働きをするたんぱく質です。
胃で分解されずに腸内で残っている脂に付着して、体外へ排出する働きがあり、悪玉コレステロール低下が期待できます。

・免疫力の強化や貧血予防
麴菌や酵母の細胞壁には、免疫力を高めてくれる成分があります。
赤血球を生成するのに欠かせない葉酸も、豊富に含まれていることが特徴です。

酒粕の美味しい食べ方

酒粕にはアミノ酸が多く含まれているため、調味料として使うと旨味が出て、料理に深いコクが加わります。
通常は、粕汁や粕漬け、甘酒に使うのが一般的です。

粕汁は普段の味噌汁に粕を溶かし加えるだけなので、気軽に試してみてはいかがでしょうか?
また、鍋物に加えてみるのもおすすめです。寒い日には、酒粕効果でより身体が温まるでしょう。

粕漬けは、切り身の魚や肉を2~3日漬けてから取り出し、魚焼きグリルやフライパンで焼きます。
また、スイーツを作る際に生地に混ぜるといった使い方もあります。
このように、酒粕はいろいろな料理に幅広く利用できます。

酒粕を食べるときの注意点

注意したいのが、酒粕にもアルコールが含まれているという点です。
100gあたり約8.2gのアルコールが残っています。

アルコールが気になる場合には、加熱して飛ばしましょう。
アルコールを飛ばす際には、80℃以上の温度で煮込むのが簡単です。
ただし、完全にアルコールを飛ばすことは難しく、少量は残ってしまいます。
妊婦さんやお子さん、車を運転する予定がある場合などは避けましょう。

また、加熱すると壊れてしまう栄養素もあります。
加熱することで酵母や酵素が失われますし、ビタミンの中にも熱に弱いものがあります。
熱を加えても残る栄養素も数多くあるため、難しく考え過ぎずに、食事に酒粕を取り入れてみましょう。

まとめ

酒粕は、さまざまな食べ方ができる発酵食品です。
美容や健康を支えてくれる栄養素が豊富に含まれているだけではなく、調味料として使えば料理に旨味とコクが加わります。

美少年の「酒粕調味料」は、熊本県菊池市で生産された美味しいお米と地元の水で作られています。
少量ずつの使用にも便利な、パッケージ入りであることがメリットです。
いつものお料理に、栄養と風味をプラスしてみてはいかがでしょうか。